もう7月になってしまった。 [心]
(写真は、傷んだ備蓄野菜を庭の端に埋めたら盛大に育った人参とジャガイモ)
「夏至」が好きだ、と言いかけているうちに
もう、すっかり夏の様子。
明日は、父が36歳で早逝してから60年。
猛烈に暑い昼下がりお見舞いに行ったその深夜日付の変わったころに永い眠りについた。
自分は小学三年生だった。
わがままな次男で、亡き母にも、兄にも苦労をかけた。
そして奇しくも同じ日
わたしが身重の妻と生後10か月の長女を連れて納沙布岬に降り立って44年。
不安な心が移ったかのような海霧(がす)の濃い7月だった。
「夏至」という漢字も発音も好きだ。
そして夏が好きだった。
高校生のころから20歳超えても夏場は下駄で出歩いた。
登校も街歩きも、散歩の延長の藻岩山登山も、夜のススキノも
二日酔いの朝野球さえも下駄ばきだった。
1970年過ぎたあたり、ベルボトムの裾にへたくそな手作りの刺繍を入れて下駄ばき。
長身なのにさらに下駄、長髪。時々髭。
ずいぶん目立っていたに違いないが本人は「自然体」だと思っていた。
夏7月、
年代ごとに、いろんなことがあった。
「夏至」が過ぎてしまった。
今年は、この時期、コロナワクチンの1回目が完了。
後から思い起こすんだろうな。
べにうつぎ
アジサイ
てっせん
メキシコ万年草
先月からクルミの庭は少しづつだが賑やかしい。
出来事メモ:夕方、ねこのカメちゃんが脱走した。しばらく裏の家々の庭を訪ね歩いてから無事帰ってきたが。気のもめた時間だった。
2021-07-04 20:15
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コメント(8)
私も夏至というう言葉が好きです。それにまつわる思い出の1ページを聞かせていただきました。この先さらに思い出深い夏至を過ごされるといいですね。
by JUNKO (2021-07-04 21:04)
>JUNKOさん、ありがとうございます。
まだまだこの先繰り返してゆきます。
ファイト!
by sigedonn (2021-07-04 21:09)
いつの間にか今年も7月が来てしまいましたね。
こちらは蒸し暑い梅雨の真っ最中です。
お父上はずいぶん早逝だったのですね。
夏にまつわる思い出はそれぞれですね。
暑い夏は、苦手ですが身体を動かし汗をかく
ことの爽快感は好きです。
by そらへい (2021-07-05 21:11)
>そらへいさん、まさしく光陰矢の如しです。
父の鮮明な思い出は少ないです。特に、声が全く覚えていません。
語り口調も思い出せません。
そうか、夏が好きなのは北海道だからかもしれません。
今よりもっと爽快な季節でした。
東京の夏は悲喜こもごも複雑です。
by sigedonn (2021-07-05 21:23)
カメちゃん、無事に帰宅されたようで、本当に良かったです。
行方が分からなかった間の不安、心配、計り知れないほどだったとお察しします。
今は、穏やかな寝姿を見せてくれてるかしら。
by Inatimy (2021-07-07 20:34)
> Inatimyさん、ありがとうございます。
穏やかな寝姿掲載しますね。
でも、あれから特に出たがって鳴くようになっちゃいました。
by sigedonn (2021-07-08 21:31)
お帰りなさいですね、ご近所探索して、でもお家が一番!気は揉めて揉めて心配してでいらしたことでしょう。よかったです、本当に
by engrid (2021-07-15 18:08)
> engrid さん、ありがとうございます。
のんびりのびのびの別途が一番なんですが
外もいいなとなくことが増えちゃいました。
by sigedonn (2021-07-16 23:55)