1972年友からのエールから遥か [記憶]
あの時もらったモノクロ写真には
「裏」があった。
叱咤する心からのエール。
19歳の自分には響いた。
高校を何とか終えて、上京(古い言い回しだと思う)して
目まぐるしく生きていた頃のこと。
せっかく知り合った女友だちが自殺したり、頼りの思想仲間が解散したり、新宿で新しい仲間ができて鹿児島までヒッチをしたり、
帰札したら冬季オリンピックだったり、再上京してアテネフランセに入学したり辞めたり、ほかにも恋をしたり、遊び惚けたり、でも、ひたすら真剣に忙しく駆け抜けていた。
そして、今日まで生きてきました~♪
これからも、生きてゆくでしょうと。
ずいぶん前、
件の友が胃の手術をしたときかなり心配した。
でも、あれから友もしっかりと長生きしている。
こんな時代が来るなんて
そもそも、21世紀って
僕たちには「アトム」の時代。
「2001年宇宙の旅」。
身辺整理していると
立ち止まること多くて。
でも、前を向くための作業なので
感慨に浸ってばかりではいられない。
もっともっと「物」とお別れして
極端に言うと、鞄一つの旅人のようになりたいものです。
ズボンがジーパンとスーツスラックスの2本しかなかった、そんな時代もあったのだから。
それでも、毎日生きていられました。
そこまで、簡素になれなくても、いつか使うは「いつか」?よく考えたい。
ねえ、
「かめ」と「コタ」はどう思う?
「知らな~い。」
2021-10-03 20:36
nice!(15)
コメント(6)
胸にジーンとくるお話しでした。今日の1枚も心に響きます。明日は今日よりもっと良い何かがあると信じて頑張りましょう。婆さんももうひと踏ん張りします。
by JUNKO (2021-10-03 21:33)
「生きのびて幸福になる」
本当にその通りですね。
> 鞄一つの旅人のようになりたい
全く同じ考えです。
物に振り回されず、シンプルに生きたいです。
by 青山実花 (2021-10-04 08:10)
>JUNKOさんこんばんは。
寄る年波は仕方ないとしても、
ぜひ、まだまだ素敵な写真をお願いします。
by sigedonn (2021-10-04 19:17)
>青山実花さん、こんばんは。
物と紙ものに埋め尽くされて生きています。
写真と蔵書はいいだけ処分してそこは身軽になってきてます。
紙の本(装丁)が好きなんですが我慢して
最近はデジタルにしています(目も悪くなってきたしね)。
この先思い切った処分が必要です。
by sigedonn (2021-10-04 19:24)
ほんとうに思いがけなくも
遠くまで来てしまいました。
あの頃の自分から今の自分は想像出来ませんでした。
時々、同じ自分だったのかと思ったりして。
あの頃の自分からするととっくに死んでいるはずの年齢です。
凝縮を薄めて伸ばしてしまったのかも。
それでも、もうそんなに残っていませんからね。
整理とまでは行かなくても
少し縮小していきたい、絞っていきたい
などとは思っていますが。
by そらへい (2021-10-04 20:32)
>そらへいさん、ほんとうに。
あの、まだ熱気の残っていた新宿辺りで
出会ってみたかったですね。
ジャズ喫茶の片隅で珈琲片手に押し黙ったまま
笑って目配せしてみたっかったですね。
かなわぬ秋の夜の夢。
by sigedonn (2021-10-04 20:47)