路傍の花。 [空気]
山道を峠に向けて登ってゆく。
路肩に停車して、鳥の声を聴く。
緑が変化してきている。
季節が動き始めている。
さらに進んで、いつものスポットで駐車。
コンビニで買いこんだ珈琲ともろもろで朝食。
路傍に目をやると
小さな花が咲いている。
何処にでもありそうなでも、可憐な花。
エゾフウロかな?
調べてみると「ゲンノショウコ」の仲間?
小さくても、
「ここにいるよ」と、しっかり主張している。
路傍の花。
「路傍の・」と書いて
ああ、と思う人もだんだん減ってきたと思うが
私はすぐに思ったので「路肩の」とか「道端の」とせずにタイトルをつけてみた。
『路傍の石』山本有三は、なんとも懐かしい小説である。
素直に感動した記憶がある。
なぜか、ランプ磨きのおり件がいつまでも記憶に残っている。
そして印刷工。
高校二年の時に
印刷工になりたかったのは
この影響だったのかもしれないなあ。
路傍の花から随分と記憶が漂い出して行く。
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付録の写真は昨日の夕景。
東の空。
西の空。
今日は確かに良い天気の一日でした。
布団も干せました。
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今日のことば:
『義なる者の持つ少しのものは, 多くの邪悪な者たちの持つ豊かなものにまさる。』詩編37:16
不義の満ちた現代の世界で公正に生きてゆきたいものです。
2018-08-23 21:11
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コメント(6)
山本有三、「真実一路」など中学時代の愛読書でした。懐かしいですね。緑の中に一輪、凛と咲いていますね。
by JUNKO (2018-08-23 22:26)
山本有三といえば、あっしんちの近くに記念館がありやす。
とても素敵な古い洋館でやす(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2018-08-24 21:07)
内地は暑すぎて、こういうしっとりした気分に
まだ浸れないでいます。
ゲンノショウコは一度見つけましたがその薮がなくなってしまい
最近は見かけません。
フロウはイブキフロウが息吹山で咲いています。
小さいけれど、けっこう目立つ可愛い花ですね。
by そらへい (2018-08-26 22:55)
>JUNKOさん、あの頃は良い読書が出来たと思います。
今はなんだか、価値観が多様化しすぎて難解です。
by sigedonn (2018-09-02 06:36)
>ぼんぼちぼちぼちさん、
東京は見所がたくさんありますね。
在京は足掛け2年程、駆け抜けた青春でした。
時間はあったはずだけどお金なくあまり何処へも行きませんでした。
詩集を売った渋谷駅、有楽町、新宿駅、後は住んだ西麻布と高円寺、通った中野ブロードウェイ界隈。
by sigedonn (2018-09-02 06:40)
>そらへいさん、
暑い暑い夏が残暑残して通過中ですね。
小さな花も見つけるとなんだか
ほっとします。
by sigedonn (2018-09-02 06:42)