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砥部焼梅山窯「唐草模様」思い出 [記憶]

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facebookで見つけた
民藝の器 moyais
https://www.facebook.com/moyais0706/?tn-str=k%2AF
「砥部焼・梅山窯の絵付けが愛らしい器が入荷しました。」の記事。
ふつふつと
思い出がほつれてくる。
40年ほども経つ出会い。
当時、懇意にしていただいた木工クラフトの先輩、山岸憲史さんの紹介で
丸善 クラフト・センター・ジャパン・で販売されていた工藤省治「梅」に出会う。
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一目ぼれで購入。
ずっと使い続けてきた。
これで日本酒を飲むのもいいです。
ほかに所有する「水差し」は、いつも目の前にありましたが、
湯飲みは、
最近少ししまったままでした。
美しい色合いと唐草。
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砥部焼に新しい波が起きた昭和30年代に青森から梅野製陶所に身を投じ
「唐草文様」を考案し定着させたのが工藤さん。
民藝の器 moyaisさんの記事に接して、あらためて愛でて使い込みたいと・・・。

その後に、砥部焼で修業されてこられた「葛西義信・藍山窯」さんにも余市だったかな?
出会いがありました。今も岩見沢の方で作陶されていらっしゃるようですが。

自分にとって
1970~80年代、ものづくりの本物の近くに生活できた時間でした。

山岸憲史さんも亡くなられてずいぶんと経ってしまいました。
クラフトセンタージャパンも2014年に解散。
工藤省治さんも昨年亡くなられたそうです。

ここでも、昭和は遠くなりにけりです。


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